双曲平面上の一つの定理 その二

普通の平面上で、次の定理が成り立つことが知られています。

 「三角形 ABC の三辺 BC, CA, AB 上にそれぞれ点 P, Q, R があり、
  AP, BQ, CR が一点で交われば、
  BC と QR の交点、
  CA と RP の交点、
  AB と PQ の交点は一直線上にある。」

下図の通り、双曲平面上でも成り立ちます。

青で描いてある頂点 A, B, C はマウス(タブレットならば指)で引っ張って動かすことができます。
ただし、灰色で描かれた大きい円の中でだけ動かして下さい。

BC, CA, AB は青、P, Q, R は水色、AP, BQ, CR は黒、QR, RP, PQ は緑、
BC と QR の交点、CA と RP の交点、AB と PQ の交点は赤で描いています。
P = * B + C,  Q = C + * A,  R = P + Q - 2C 
上のボックス内の数値を変えて"再描画"と書かれたボタンをクリックすれば、 P, Q, R の位置が変わります。